Column

2022/05/08
「imaginary picnic CLUB」
レポート

omeal the kinchaku、鈴木理恵、(so many) spiky thingsによる、たくさんのかわいい巾着、少し幻想的な雰囲気の写真、あまり見たことのない種類のサボテンが、ところ狭しと並んだ楽しいポップアップです。

omeal the kinchakuはちょっとした時にお財布とケータイと文庫本とかをささっと入れて連れて行きたくなるかわいい巾着を、一点一点手作りされています。

めずらしい柄だなーと思うのもそのはずで、ミッドセンチュリーあたりの海外のラグやカーテン、フィードサックと言われる穀物を入れる袋、アロハシャツの生地、台湾のふさふさのめずらしい布…どれもなかなか見かけない、そんな生地を使っているのだそう。カーテンとかだったらちょっと派手?なんて柄も巾着に落とし込まれるとなんとも言えぬかわいさですよね。

組み合わせもomeal the kinchakuならではな感じで、一個持ってるだけでぱっとたのしい気持ちになるものがたくさんです。

鈴木さんの写真は日々の何気ないような景色を切り取っているけれど、どこかファンタジックで空想の中の世界にいるような、そんな写真たちです。

すべてフィルムで撮影されていて、しかも手焼きでプリントされている写真作品なので、その物質感がまた想像力を掻き立てられる気がします。

今回はomeal the kinchakuと写真家の鈴木理恵さんのコラボ巾着を作ってもらいました。

omeal the kinchakuに使われている写真は、サンフランシスコの夜のダイナーのネオン、遊園地の滝とピンクの壁、棕櫚がたくさん生えているところ、の4つの写真が使われています。コラボ巾着になることでかわいさに加えてスタイリッシュさが増して、幅広い層の方々に持っていただけるものに仕上がっています。

もともと鈴木さんがSNSにアップした写真のテストプリントのピースを見たときに、omeal the kinchakuさんがこれでパッチワークして巾着にしてみてもいいかも、という話もあったみたいで、実現して嬉しい限りです。

(so many) spiky thingsは写真家の龍崎俊さんによるサボテンレーベル。なんと今回が初お披露目なんです!

どのサボテンも見たことないめずらしいもので、どれもすごく丁寧に育てられているから立派なものばかり。サボテンを育てはじめたきっかけは、10年くらい前に子株の金晃丸とオベサを貰ったことだそうです。そこからどんどん増えはじめて、今ではご自宅に200鉢ほどあるんだとか。

今回のローンチに合わせてオリジナルTシャツも受注販売しています。フロントの絵は、画家/イラストレーターである山口洋佑さんによるエキノカクタス金鯱。

使いやすい白も、ユーズド感あるダークグレーもどっちもかわいいですね!

グッズも豊富で、2021年11月金沢の「NN」で開催された個展に合わせて制作された鈴木理恵さんの作品集「It was dark that night and we made it through the woods by touch」をはじめ、過去に製作されたZINE各種もたくさん用意してもらいました!

omeal the kinchakuの一部、鈴木理恵さん・龍崎俊さんの書籍・グッズはウェブショップでも販売中です。ぜひご覧になってくださいね。

想像の中でピクニックをしに行くような、そんな気分が本当にぴったりなポップアップです。会期は5月15日(日)まで。うきうきしながら遊びにきてください。

 

 

「imaginary picnic CLUB」

2022年4月29日[金・祝]- 5月15日[日]/ 月曜・火曜定休
※omeal the kinchakuの商品追加日は5/7(sat)、5/14(sat)となります。

 

スタッフ:ナカノ

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