2020年5月16日[土]– 5月31日[日]/ 月曜・火曜定休
【開催延期となりました。時期は未定ですが必ず開催します。決まり次第ホームページ、SNSにてお知らせいたします。】
10代の頃『観光』という本に出会い、大変影響を受けました。30代に入り読み返し、これを実践しようと考え、断続的にいろいろな場を巡礼しています。行く先々で様々な体験を得ました。以来20年余りが経ち、世界中で新型感染症が蔓延る今、その巡礼を反芻する脳内観光がふわり火(Fluffy fire)たちによって導かれ、はじまります。
*『観光』 中沢新一・細野晴臣 共著 角川書店(1985)
exhibition 31
artist|笠原 出
region|川崎市(神奈川県)
1969年静岡県浜松市生まれ。94年東京藝術大学美術研究科(漆芸)修了。人の一過性の感情表出の一つである「笑い」。その複雑な層を切り口に作品を通じて問いかけ、展開している。初期の心理学的な面でのアプローチから、近年は神話などを通じ、民俗学的視点におけるアニミスティックな「笑い」のあり方を探究する。水彩画による本格的な展示は今回が初めて。