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2019/09/22
椛田ちひろ KABATA chihiro
「綴られた記憶/綴られる記憶」

椛田ちひろ KABATA chihiro
「綴られた記憶/綴られる記憶」

 

2019年10月19日[土] – 11月4日[月] / 月曜・火曜定休
◎作家在廊日:10月19日・11月4日
◎11月4日は祝日営業いたします。

 

本という綴じられた記憶をひもとき、そこに綴られた人の物語を作品に起こす。椛田の「記憶に留められた語り」シリーズは小説家自身を題材にしてつくられる。今回、装画に作品が使用された「プリーモ・レーヴィ全詩集 予期せぬ時に」を題材にして、同シリーズを新展開する。書店が併設された会場は、本を題材にした作品と相性が良い。
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最近好んで山岳小説を読んでいる。実在する登山家の物語は美術家の視点と重なるところがあるように思う。山に美しい一本のラインを引くことにかける登山家の情熱と、美術家の一本の線にかける思いは、見ている対象は異なるはずなのに、どこか似ている。そうした登山家たちの物語を題材にしてつくられた新作と、実際に山に登り、山で見た光景、空気、岩肌の感触、それらの自ら体験した記憶をもとに、ドローイング、ペインティング、スケッチ画などに構成した新作の作品群を展開する。

 

【ギャラリートーク】
ゲスト:赤塚祐二(武蔵野美術大学油絵学科教授)
日 時:10月26日[土]18時00分 – 19時30分
参加費:1,000円(1ドリンク付き)
定 員:20名(予約優先)

ご予約はメールにて承ります。件名に「椛田ちひろ ギャラリートーク参加希望」、本文にお名前・電話番号・人数をご記入の上、info@t-museumshop.comまでお送りください。

 

exhibition 25
artist|椛田ちひろ
region|武蔵野市(東京都)
美術作家。1978年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。「描く」という行為を通して、見えないもの・見ることのできないものの視覚化を試みている。平面作品を中心に、立体や空間表現など幅広く手がける。2018年よりリキテックスパートナー。近年の展示に「Things Fall Together」(INSTINC /シンガポール, 2019年)、「Clarke Quay Alternative」(INSTINC /シンガポール, 2018年)、「見知らぬ惑星」(アートフロントギャラリー/東京, 2017年)などがある。2020年シンガポールアートウィーク参加予定。

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