耳飾りってみなさん着けますか?私は普段はあまり着けないのですが、この展示のあいだ、以前購入したconomiさんのイヤリングを着けています。ちょっと大きめなので片耳だけにしているのですが、パッと目を引くのでお客様から褒めていただくことが多くて、とても嬉しい気持ちです。
人から褒めてもらうことや、自分から褒めることって案外難しくて普段はなかなかないですが、そういえば身につけているアクセサリーを褒めるのだととても気軽というか、褒めやすいし受け取る方も変に謙遜したりせず素直に受け取れるなぁと思います。
小さくて肌馴染みの良い耳飾りも素敵ですが、今回の3人の耳飾りのように、ちょっと大ぶりだったり目を引く色合いだったりすると、着けていてワクワクするし、話のタネになってくれてさらに楽しいのです。
ここからは3人のアクセサリー作家をそれぞれご紹介します。
〈SAEDECO〉
作家自らが “わくわくする” 素材に出会えた時に、生まれる耳飾りたち。ヴィンテージパーツや伝統工芸のボタン、シカの角や使われなくなった廃材など。世界中から集められた素材でつくる耳飾りは、基本全て1点ものです。
SAEDECOさんは耳飾りのほかに、スワッグやブーケを作られたり、フラワーデコレーションなども行なっていて、どれも美しく本当にかっこいい作品ばかりです。ぜひSAEDECOさんのホームページでWorksをご覧ください。うっとりしてしまいますよ。今展示ではピアスの耳飾りを展示していますが、一部を除いてほとんどがイヤリングへと金具を替えることが可能です。SAEDECOさんはオリジナルのBOXもあるので、プレゼントにもおすすめです。
〈soi〉
“あなたの定番になるアクセサリー”をコンセプトに、幾何学的で、普段使いも、特別な日にも身につけられるビーズアクセサリーを制作しています。ビーズのアクセサリーってどうしてもちょっとチープな雰囲気になりがちで、そこがかわいいということもあるのですが、soiさんのガラズビーズのアクセサリーはそんなイメージを覆すものです。
キラキラと華やかで美しいsoiさんの耳飾りは、見ても着けてもワクワクと気持ちが浮き立ちます。この耳飾りに合わせて着る服を考えるのも最高に楽しい。Aラインのベージュのコートに合わせたりしても可愛いし、クールに黒で決めて耳元だけ大ぶりの耳飾りをキラキラさせてもかっこいいなぁ。
〈conomi〉
conomiさんのアクセサリーは繊細でかわいらしく、そして、とっても軽い。着けているのを忘れるほどストレスフリーです。私のように耳飾りをつける機会が少ないと、大きくて重い耳飾りは耳が痛くなって疲れてしまって、結局途中で外してしまうことが多々あるのですが、conomiさんの耳飾りは家に帰るまで着けていられます。その秘密は「かぎ針編み」。
軽い「糸」でかぎ針編みをしているので、ボリュームがあっても重くならない。どのアクセサリーも、conomiさんがフランス留学時代に出会ったマダムから教わった「かぎ針編み」の手法で一点一点、手づくりをしています。お花や丸のモチーフが多く、大きくても優しい雰囲気で、とても着けやすい耳飾りです。
写真はすべて初日に撮影したものなので、すでに売れてしまったものありますが、まだまだたくさん素敵な耳飾りが揃っています。だんだんとコートの季節がやってきて、どうしてもコーディネートがワンパターンになりがちですので、耳元を華やかに飾ってみるのはいかがでしょう。きっとワクワクするはずです。
SAEDECO / soi / conomi「3人の耳飾り」
2018年10月20日[土] – 11月4日[日]
12:00-19:00/月曜定休
スタッフ:イイヅカ